設立趣旨

大学など、全国の国立大学が法人化され、一層の産学連携が要請されています。特にバイオ・環境・医療分野への関心が高まっています。北関東地区においては、群馬大学・医学部、附属病院・生体調節研究所を中心に積極的な共同研究が行われ、医工連携のためのセンターが、医工連携に特化した分室として、全国の大学では初めて医学部に先知されました。このような状況のもと、群馬大学医学部を基盤として平成12年にNPO法人北関東バイオフォーラム(現NPO法人バイオフォーラム)が発足しました。その後活動を全国に広げ、平成30年7月30日に認定NPO法人となりました。

NPO法人バイオフォーラムは、バイオ・環境・医療のステージで産業界とアカデミアを積極的に結びつけ、新しい市場の創出・育成を目指します。

NPO法人バイオフォーラム設立の経緯

  1. NPO法人バイオフォーラムは平成12年にNPO法人北関東バイオフォーラムとして発足し、ポストゲノム時代に向けた、新しい研究用機会を産・官・学のの研究者に紹介する目的の集会としてとしてスタートしたものです。
  2. 平成13年に地域共同研究センター(現在の「共同研究イノベーションセンター」)が医学部等のある昭和町キャンパスに分室を設立したのをきっかけに、分室がバイオフォーラムの事務局をを引き継ぎしました。そして、見本市のみならず産学連携を討論する場を提供するようにしてきました。ここで生まれたアイディアのひとつが、法人を設立し恒常的な推進を図ることでありました。
  3. 群馬大学医学部教授会において、NPO法人としてのバイオフォーラムの設立について諮問をしましたところ、全面的な了解が得られました。昭和町キャンパスをあげての産学連携のための気運が生まれたと言えます。
  4. NPO法人の設立に向けて北関東における産と学の代表的な方々に発起人を呼びかけることとし、NPO法人北関東バイオフォーラムとして活動を始めました。2014年に名称をNPO法人バイオフォーラムと変更し、活動を全国展開しています。